社会学の領域では、マクロ、メゾ(mezzo)、ミクロ(macro)の三段階があると整理されている。例えば、社会の中で共有される文化などをマクロ段階、そして、地域あるいは地方自治体などをメゾ段階、さらには、個々の事例(個人、夫婦、家族、グループ)などをミクロ段階と分けて説明ができる。この三段階にはそれぞれ相互関係があると説明されることが多い。社会福祉の領域では、ソーシャルワーカーはこれらのいずれかに重点を置くことはあっても、何らかの形で他の水準との交互関係を持つ必要が基本的にある。
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