パールマン(Perlman,H)が提唱したソーシャルワークのアプローチの一つである。パールマンの理論は診断主義派と機能主義派を統合した折衷派とも呼ばれ、プラグマティズムや役割理論を取り入れて体系化された。このアプローチでは、人は日々何らかの問題を解決しながら生活を送っているとの認識からソーシャルワークも問題解決の過程だと捉えて、クライエントとの関わりのなかで問題解決に向けての動機付けをし、その能力の向上を支援し、さまざまな機会を積極的に活用して、クライエントが主体的に自らの問題を解決できるように援助することと説明される。
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